腰の痛み（体を反らすと痛い）関係する筋肉『腸腰筋』２　【春日井市のこんどう接骨院】

 こんにちは。春日井市のこんどう接骨院です。

 

前回「腸腰筋」の働きなどについて説明しました（前回の内容はコチラ）

 

今回は、その腸腰筋が腰痛に及ぼす影響について説明していきます。

 

〇　腸腰筋が固まると

 

前回説明した腸腰筋の働きで述べた

 

・　太ももを上げる

 

・　腰を曲げる

 

作用が働いたままの状態になります。

 

つまり身体を丸めた状態で固まってしまうので、身体を伸ばしにくくなってしまいます。

 

なぜ腸腰筋が固まってしまうのかは以前書いた「なぜ筋肉が硬くなるの？」の中での

 

「②筋肉を動かさない」のメカニズムによって説明がつきます。

 

これが起きやすいシチュエーションと言えば、最も多いのは

 

デスクワークや勉強などでの「座りっぱなし」でしょう。

 

腸腰筋の筋肉が始まる腰椎（背骨の腰部分）・　骨盤の裏側と、筋肉のつながる大腿骨の距離が

 

縮まって腸腰筋自体も短縮した状態が長く続き、血流が滞って筋肉が硬くなってしまいます。

 

その固まった腸腰筋のまま立ち上がるとどうなるでしょうか。

 

 

 

腸腰筋が伸びないと腰椎（背骨の腰部分）も拡がらず、後方が圧迫されてしまいます。

 

すると、椎間孔（ついかんこう『背骨と背骨の間で神経が出てくるところ』）が狭まってしまい、

 

そこから出てくる神経を圧迫してしまいます。

 

　　※椎間孔

 

 

また、腸腰筋自体の周囲にも神経が張り巡らされており

 

中には腸腰筋を貫くような神経もあるので、硬くなった腸腰筋が神経を圧迫したり引っ張ったりして

 

腰痛が生じる場合もあります。

 

以上のことから、

 

・　長時間座ってから立ち上がると腰が痛い

・　身体を伸ばしたり反らしたりすると腰が痛い

・　なんだか最近、脚や膝があがりにくく何でもないところでつまづきやすい

 

などの症状があった場合、腸腰筋が硬くなっている可能性があります。

 

（他にも呼吸が浅くなったりなどの影響も腸腰筋が関係しているときもありますが、また別の機会に）

 

もし気になる症状がありましたら、お気軽にこんどう接骨院までご相談ください。

 

 

 

 

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春日井市にある、こんどう接骨院です。

カウンセリングと検査を重視した施術で皆様の健康サポートを心がけています。

キッズスペースや授乳室・ベビーベッドなどを完備　お子様連れでも安心です。

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