ケガをした時の応急処置(RICE処置)
2023/11/18
こんにちは。こんどう接骨院です。
先日捻挫について説明しました。
→ 捻挫についての説明はコチラ「捻挫【ねんざ】(関節をひねったケガ)とは」
捻挫に限らず様々なケガや急な痛みを感じた後から約48~72時間は「急性期」と呼ばれ
炎症で熱を持ち痛みが強く、腫れが増してきます。
この時期の対応しだいで、その後のケガの治り方に差が出てしまいます。
そこで必要となるのが急性期に行う応急処置「RICE処置」です。
①Rest 安静
②Icing 冷却
③Compression 圧迫
④Elevation 挙上
上記の処置の頭文字をとって作られた言葉です。
①「Rest 安静」
ケガをしたら、まず患部を固定して安静な状態に保つことが大切です。
無理に動かそうとすると痛みが増したり、炎症や腫れが広がったりする可能性があるので注意してください。
痛みが出ない姿勢で休ませることが大切です。
②「Icing 冷却」
患部を氷などを使って冷やします。冷やすことで血管が収縮するため、痛みを感じにくくなるとともに
腫れや内出血が抑えられます。氷をビニール袋に入れて患部に当て、20〜30分かけて深部まで冷やしましょう。
氷でなく保冷剤を直に当てると、保冷材は0°以下になるので凍傷を起こす可能性があります。
どうしても冷やすものが保冷剤しかない場合は、何か当て布的なものの上から当ててください。
③「Compression 圧迫」
圧迫は患部の腫れや内出血を最小限に抑えるのに有効な手立てです。
腫れがひどくなってしまうと回復までに時間を要するので、優先的に行うのがよいでしょう。
ただ、きつく圧迫しすぎると血管や神経に障害をきたして、痺れたり最悪麻痺するので注意が必要です。
きついと感じたら、すぐに緩めるようにしてください。
④「Elevation 挙上」
受傷した部位を自分の心臓よりもできるだけ高い位置に持ち上げます。
患部に余分な血液やリンパ液がたまるのを防いで、更なる内出血や腫れを和らげる効果があります。
患部の下に椅子や台、クッション、たたんだタオルなどを入れておくといいでしょう。
最近では「RICE」に「Protect 保護」と「Support 固定」の二つを加えて
「PRICES」と呼ぶことも増えてきました。
「PRICES」の6つの処置の中でも最も優先して行うべきは「Compression 圧迫」です。
これは、ケガをした部分の内部では血管が損傷され出血が続いています。
そうするとケガの治癒が遅れるばかりでなく、周囲の組織(筋肉や血管・神経など)同士が癒着して
くっついてしまい、回復後の運動や痛みの軽減に支障をきたします。
そこで効率よく出血を抑えるために局所を強く圧迫することで、切れている血管の端に圧がかかり、
出血量が減少するとともに、止血され易くなります。
ただ、どの部位・どの程度・どうやって圧迫するのかを見極めるのは中々難しいので
できるだけ早く医療機関にかかりましょう。
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春日井市にある、こんどう接骨院です。
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