腱鞘炎ってよく聞くけど「腱鞘」って何？

こんにちは。こんどう接骨院です。

 

お仕事や家事などでよく手を使う方に生じやすい「腱鞘炎（けんしょうえん）」

 

「腱鞘」の炎症というのは分かるけど

 

そもそも「腱鞘」って何？と思われるかもしれません。

 

今回は「腱鞘」について説明していきます。

 

〇　腱鞘とは

 

人間の体は筋肉が骨を引っ張って関節を曲げたり伸ばしたりして動かされます。

 

その筋肉と骨を結び付けている部分を「腱」と言い、主にコラーゲンという繊維状のたんぱく質でできた

 

とても丈夫な組織です。

 

図にあるような「アキレス腱」が有名ですね。

 

その腱と骨がこすれやすい部分があり、摩擦によって腱が切れてしまうのを防ぐために

 

「滑液包（かつえきほう）」と呼ばれる、ヌルヌルした「滑液」が入った袋に包まれています。

 

これを「腱鞘」と言います。

 

その名の通り、腱にとっての刀の鞘（さや）のようなものです。

 

 

腱鞘の外側は強靭な「繊維鞘（せんいしょう）」という組織で包まれており

 

内側はヌルヌルした潤滑作用のある「滑液鞘（かつえきしょう）」で覆われています。

 

　　※「分担解剖学」より

 

 

なんとなくイメージしていただけたでしょうか。

 

次回はよく起こりやすい腱鞘炎について説明します。

 

それでは。

 

 

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春日井市にある、こんどう接骨院です。

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