関節の仕組み 【春日井市のこんどう接骨院】
2023/05/26
こんにちは。春日井市のこんどう接骨院です。
接骨院とは骨折や捻挫・脱臼、挫傷(肉ばなれ)や打撲(打ち身)などの外傷やスポーツ障害など、
「運動器」に関する損傷や痛みを治療するための施設です。
「運動器」というのは、骨や筋肉・関節のほか、脊髄や神経などが連携し、体を動かす仕組みのことを言います。
今日はこの運動器の内、「関節」についてお話ししようと思います。
関節とは骨と骨が様々な形で連結している部分のことを言います。
一般的に関節と言うと「動く」部分という認識だと思いますが、動かない関節・ほとんど動かない関節も存在します。
成人で約206個以上ある骨から作られる関節は、「関節」という定義によって数え方は変化しますが、
人間には260個以上の関節があります。
この中から今回は一般的な「動かせる」関節の説明を。
1.関節軟骨(かんせつなんこつ)
まず連結している骨同士が接触する部分(関節面)には「関節軟骨」がコーティングしてあります。
上の図の水色部分が「関節軟骨」(膝関節)
※ちなみにピンク色部分は「半月板」と呼ばれる、関節の間にあるクッションの役割をする組織です。
関節軟骨は「軟骨」という名前ですが、とても硬い素材でできており「硝子(ガラス)軟骨」という分類に入ります。
その名の通り、表面がカチカチ・ツルツルで関節の骨同士を円滑に動かせる構造になってます。
2.関節包(かんせつほう)
この骨同士の組み合わせを関節と呼びますが、ただ組み合わさっているだけでは簡単にバラバラに外れてしまう(脱臼)ので、
この骨同士を包み込む袋があります。
上の図は股関節です。左の図が骨格のみ、右の図は「関節包」に包まれている状態です。
3.靭帯(じんたい)
「関節包」は均一の厚さではなく、関節の動きによって負荷のかかりやすい部分がぶ厚くなっています。
このぶ厚くなっている部分を「靭帯(じんたい)」と言います。
股関節は動く方向が多いので、靭帯も様々な方向にあります。
関節を強く捻ってしまい、この靭帯が引き延ばされて傷つけられてしまうことを「捻挫」と言います。
4.関節液(かんせつえき)
関節包の内部は「関節液」と呼ばれる液体で満たされています。
関節液は粘り気のある淡い黄色の透明な液体で、関節内の骨同士の動きを円滑にする潤滑油の働きをしています。
関節内で骨折や靱帯損傷などのケガがあると関節液に血液が混じったり、関節内の炎症を抑えるために液量が増えたりします。
ちなみに、いわゆる「膝に水がたまる」のは関節内に何か問題があって関節液が増量した状態で
液量が一定量を超えると関節包の内圧が高まって、膝を曲げた際に痛みを生じます。
大まかに言って、関節というのはこれらの組織から成り立っています。(細かく言い出すとキリがないので)
一口に「関節が痛い」と言っても、関節の周囲が痛いのか・関節そのものが痛いのか・関節の内部が痛いのかによって治療のアプローチも変わってきます。
なので、こんどう接骨院では問診や検査の時に患者様にしつこく色々聞くのですが
たくさん聞かれて面倒くさいかもしれませんが、なにとぞご協力をお願いいたします。
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春日井市にある、こんどう接骨院です。
カウンセリングと検査を重視した施術で皆様の健康サポートを心がけています。
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