膝関節の動きについて
2025/01/30
こんにちは。こんどう接骨院です。
今回は膝の動きについて説明していきます。
〇 膝関節の基本動作
膝関節は「蝶番関節(ちょうばんかんせつ)」という種類に分類されます。
蝶番とは「ちょうつがい」とも言います。
蝶番は「開く」「閉じる」1方向しか動きません。
膝関節も基本的には「屈曲(曲げる)」「伸展(伸ばす)」のみの動作のみです。
※この画像は当院でもサポーターを使用・販売しているMCDAVID(マクダビッド)さんのHPより引用させていただきました
「基本的には」屈曲(曲げる)と伸展(伸ばす)の運動ですが
膝関節の屈曲位(曲げた状態)では、外旋(外側にねじる)・内旋(内側にねじる)の運動が可能になります。
普通の状態(中間位) 外旋 内旋
〇 膝関節が屈曲位で回旋できる理由
膝関節が伸展位(まっすぐ伸びた状態)では膝の内側側副靱帯と外側側副靱帯が緊張しているため、回旋運動はほとんど制限されます。
一方、膝が屈曲していると靭帯の緊張が緩むため回旋運動が可能です。
〇 回旋運動の役割と重要性
膝関節の回旋運動は、以下の場面で重要な役割を果たします:
・ 歩行やランニング
歩行時の方向転換や不整地でのバランスを取るために必要。
・ スポーツ動作
サッカーやバスケットボールなどの素早い方向転換が必要な動作で活用されます。
・ 関節の安定性
回旋運動が適切に行われることで、関節への過剰な負荷を防ぎます。
〇 膝関節の運動とケガ
先ほども述べた通り、膝関節は屈曲位では内側側副靱帯と外側側副靱帯の緊張がゆるむことで回旋運動が可能になります。
つまり屈曲位では関節の安定性が低下し、回旋運動が制限されたり、異常な範囲で行われたりする場合
以下のような問題が起こる可能性があります
- ・ 靭帯損傷(内側側副靱帯や外側側副靱帯の断裂)
回旋中の過剰な負荷が原因で損傷することがあります。 - ・ 半月板損傷
- 回旋動作中に半月板が挟み込まれることで損傷します。
- ・ 膝の不安定感
筋力低下や靭帯の損傷が原因で、回旋運動が制御できなくなる場合があります。
次回は膝の運動に伴うケガについて説明します。
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