子供の骨 【春日井市のこんどう接骨院】
2023/06/07
こんにちは。春日井市のこんどう接骨院です。
当院ではキッズスペースやベビーベッド・オムツ交換台に授乳室を用意してあり
お子様連れの方でも安心してご来院していただけるようにしています。
それとは別に、お子様自身のケガでいらっしゃることも多々あります。
主にスポーツ現場や保育園・幼稚園などでケガをしたり家庭内やお出かけ先で急にいたくなったりということが多いようです。
お子様のケガの中でも意外と多いのが「骨折」です。
大人だと大怪我の部類に入る骨折
なぜ子供は骨折が多いのでしょうか。
まず子供の骨の特徴について大まかに次の3点が挙げられます。
1.成長軟骨(骨端線こったんせん)の存在
2.骨密度が低い
3.骨膜が厚い
1.成長軟骨(骨端線こったんせん)の存在
大人の骨と子供の骨の違いで、まず大きいのが
「完全な骨になりきっていない」ということが挙げられます。
大人の骨と子供の骨をレントゲンで見ると
(大人の股関節) (子供の股関節)
ちょっと分かりづらいのですが、子供の骨は本来1本の骨である部分が分かれているように見えます。
実際には分かれているように見える部分には「成長軟骨(骨端線)」という組織が存在しています。
この成長軟骨が細胞を増殖させることで身体が成長する間、骨の長さを増加させるために重要な働きをします。
成長期の終わりになると、成長軟骨は徐々に骨化し、成長が停止します。
成長軟骨が骨化する時期は各骨によってまちまちで
個人差はあるものの、およそ14歳ごろからはじまり20歳前後にはすべての骨が大人と一緒の骨になります。
ただ、1本の骨の中に違う素材の組織が混在している状態で特に骨端軟骨部は抵抗が弱いので
この部分を損傷し骨折しやすくなります。
これを「骨端線骨折」や「骨端線離開」と呼びます。
※「Salter-Harrisの分類」を引用
この分類のうち、type1とtype2は比較的予後良好(治りが良い)と言われています。
2.骨密度が低い
子どものうちは骨を作る材料を骨の成長分にまわしているせいか、大人に比べて骨密度が低い傾向があります。
男子・女子の違いや生活環境、スポーツ習慣の有無によっても変わってきますが、
ある程度成長が進むと骨密度も増えてきます。
なので、骨にかかる負荷が少なくても骨折になってしまうケースがあります。
3.骨膜が厚い
「骨膜」とは文字通り骨の周りを覆う膜です。
先ほど「骨端線」の役割は骨の長さの成長という説明をしましたが、
この骨膜は骨の太さの成長を促す部分です。
なので子供の骨膜は大人よりもぶ厚くなっています。
そのおかげもあって子供が骨折をした場合、完全にポキッと折れるよりも
グニャッと曲がる感じで折れることが多くなります。
これを「若木骨折」と呼び、子供の時のみに見られる骨折となります。
少し長くなりましたが、以上が子供の骨の特徴と骨折しやすい理由です。
大人からすると「こんなことで?」と思えるような状況でも、お子さんは意外と骨折している場合があります。
お子様がいつもよりも痛がっていたら、決して甘く考えず医療機関で診てもらうようにしてください。
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春日井市にある、こんどう接骨院です。
カウンセリングと検査を重視した施術で皆様の健康サポートを心がけています。
キッズスペースや授乳室・ベビーベッドなどを完備 お子様連れでも安心です。
皆様のお体の不調やお悩みを共有させてください。
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こんどう接骨院
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電話番号 :
0568-31-0080
FAX番号 :
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春日井でキッズスペースを完備
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