よく起こりやすい腱鞘炎1(手首が痛い) ドケルバン病
2024/06/17
こんにちは。こんどう接骨院です。
前回腱鞘炎と腱鞘について説明しました。
『腱鞘炎ってよく聞くけど「腱鞘」って何?』はコチラ
今回は普段受傷しやすい腱鞘炎について説明します。
〇 ドケルバン病(De Quervain病)とは
手首の親指側にある腱鞘炎の一種です。
この病気は、親指を動かす腱(腱鞘)が炎症を起こし、痛みや腫れを引き起こします。
変なな病名に思うかもしれませんが、スイスのドケルバン先生という外科医が最初に報告をしたのでその名がついています。
ドケルバン病は、手首の親指側にある二つの腱(長母指外転筋と短母指伸筋)が腱鞘内で摩擦を起こし、炎症を引き起こす状態です。
これにより、手首の親指側に痛みや腫れが生じます。
・ 症状
ドケルバン病の主な症状には以下があります
- ・ 親指側の手首に痛みがある
- ・ 親指を動かすと痛みが悪化する
- ・ 親指を握ったり、手首を動かすと痛みが増す
- ・ 手首の腫れ
- ・ 親指や手首にしびれやこわばりを感じることもある
日常生活では、物をつかんだりタオルを絞ったりする際に痛みを感じることが多いようです。
一般的に「フィンケルシュタインテスト」という名の検査方法を使ってドケルバン病かどうかを検査します。
・ 原因
ドケルバン病の原因は完全には明らかではありませんが、親指の使いすぎによる負荷のため腱鞘が厚くなったり
腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し痛みが生じると考えられています。
またドケルバン病を含め、腱鞘炎は男女で比べると圧倒的に女性の方が発症しやすく
一般的に、女性は男性の3~10倍の発症率を持つとされています。
特に30~60代の、閉経から更年期を迎えた女性や妊娠出産期の女性に多く見られます。
どちらも女性ホルモンの変動が大きくなる時期であることから
女性ホルモンの変動や体の変化などの影響で生じたむくみによって腱鞘内を通る腱のスムーズな動きが妨げられ
腱鞘と腱がこすれることで炎症が生じるという説もありますが、正確な原因はいまだによくわかっていません。
〇 まとめ
ドケルバン病は、特に女性に多く見られる病気です。
また、職業(手を多用する職業や趣味を持つ人、例えば美容師、料理人、データ入力作業者など)や
ライフスタイル(家庭内の家事や育児における抱っこなどで手首を頻繁に使う)も影響を与える要因となっています。
病気の予防や早期発見のためには、手首に過度な負担をかけないように注意し
症状が現れた場合は早めにご相談ください。
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