よく起こりやすい腱鞘炎2(指を動かすと引っかかって痛い) バネ指
2024/06/25
こんにちは。こんどう接骨院です。
前回はドケルバン病という手首の腱鞘炎について説明しました。
ドケルバン病についてはコチラ
今回は指の腱鞘炎について説明します。
朝起きた時に手の指が痛かったり、曲げる・伸ばすの動かしにくさを感じることはありませんか?
その時に痛みをこらえてがんばって曲げたり伸ばしたりした際に
手のひら辺りに「カクッ!」もしくは「バチンッ!」と何かが弾けた感触を受けることがあります。
これを「ばね指」と言います。
〇 ばね指とは
ばね指は、指を曲げるのに必要な腱や腱鞘(けんしょう)に炎症が起こり、腱鞘炎が悪化することで発症します。
腱鞘についてはコチラ
手の指を曲げる筋肉「浅指屈筋(せんしくっきん)・深指屈筋(しんしくっきん)」は
いくつかの腱鞘によって指の骨から離れないようになっています。
釣り竿と釣り糸のような間径と言えば分かりやすいでしょうか。
何らかの原因で指の腱鞘に炎症が起きると、腱鞘が腫れて厚くなり、腱の一部もお団子のように肥大し
その腱にできたお団子が腱鞘のトンネルに引っかかってしまい、スムーズな動きが妨げられます。
・ 症状
指を伸ばそうとしたとき、「カクッ」とした引っ掛かりを感じる
指を曲げて伸ばそうとしたとき、突然弾くようなバネに似た動きをする
指の付け根に硬い部分ができて、押すと痛みがある
朝方に症状が強く出て、昼間は軽くなる
・ 原因
腱鞘の組織は年齢が高くなるにつれて硬くなります。
パソコンのキーボードでの入力作業などで指をよく使う人は腱鞘に負担がかかるため、ばね指を発症しやすいといわれています。
また、女性ホルモンの1つであるエストロゲンには、腱鞘の炎症を修復する働きがあります。
妊娠出産期や中高年の女性はエストロゲンの分泌量が大きく減るため
炎症を修復できなくなってばね指を発症しやすいと考えられています。
〇 まとめ
ドケルバン病と同じく、手をよく使うお仕事や家事をする人や妊娠出産期・更年期の女性がなりやすい症状です。
日々の仕事や家事に原因があるとしても、急に生活サイクルを変えることは難しく
そのつらさを我慢してしまう人も少なくありません。
しかし、手指の痛みやこわばりを放置すると症状は悪化してしまいます。
手指の病気の原因や対策について正しく理解し、早めに専門医にかかり適切なケアを続けていくことが大切です。
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